我々のミッションである「Innovation for Food Value Chain」を実現する戦略コンセプトを一言で言うと「食の群戦略」です。
食の群戦略とは、丹波栗や神戸ビーフ等各ジャンルで圧倒的NO.1の商品をサプライチェーン上で保持し、各社独立採算でしっかり黒字を出しながら、グループ間でゆるやかなシナジーを出していくという当社の造語です。
これまでの垂直統合型のサプライチェーンでは、シナジー重視のため、独立採算になっておらず、片方の事業が片方の足を引っ張り、結果として設備投資が重荷になっていくというデメリットがありました。
私たちは徹底してマーケットインの発想を持ちながら、水産事業、ワインの輸入販売、キャンプ事業、ファーマーズマーケット事業を立上げていく予定です。

そして、サプライチェーンの裾野であるレストランサービスでは、今後夢を持つ若者がよりチャレンジをしやすくするべく、直営でもFCでもない新しい店舗展開の手法を実践していきます。
我々のビジョンに賛同する独立志望社員に対して、40％程度を目安に出資し、グループ会社の商品を割安に提供、バックオフィス業務サポートを無償で行います。
「どこにでもある店より、そこでしか食べられないものがあるお店」が街に広がる方が、長い目で見て、街のため、お客様のためにもなり、また店主から始まる仲間の輪が良いコミュニティ形成になると信じています。
私たちは、フードビジネスを通じて、これから訪れる変革の波を、仲間と共に楽しみながら、乗り越えていきたいと思っています。